「DTM をやるときにどんな音源を買えばいいか?」という質問には、「使うやつ」という身も蓋もない答えがあります。
確かにまあその通りではあるんですが、もうちょっと一般論的な答えを求めるなら「ピアノかドラム」ということになるようです。
理由はどちらも使用頻度が高いからだそうです。
両方一度に買うだけの予算がないのでどちらか片方を買おうかと考えていたところ、ちょうど六割引セールをやっていたので UVI Grand Piano Collection を買いました。
自分的にはピアノはあまり使わないんでドラム買ったほうが良かったかも…。
何回値引きセールに負ければ懲りるんだろう。
Collection というぐらいなので五種類のピアノが入っています。
ぶっちゃけお粗末な耳しか持ち合わせがないのでピアノの音の聞き分けなんてできないんですが、買ってしまった以上自分なりの使い分けの指針を決めなくてはいけません。
やれやれです。
まずは Steinway Concert Grand Model D。
サウンドバンクのセレクトでは単に Acoustic Piano となっています。
これがまた一種類ではなく、7つもあります。そのうち2つはいわゆるライト版なので除くとしても5種類。
やれやれです。
Acoustic Grand Piano Script
これがまあメインというか、主役でしょうね。サウンドエンジンのスクリプトを駆使して徹底した音作りをしているんでしょう。
とりあえずこれを使っておけば間違いないということでいいのかな?
Acoustic Grand PianoModel D
無印ということは素に近い音ということなんでしょうか。
自分で用意したコンボリューションリバーブをかけて音作りをしたいとか、そういう時に使うのかな?
Acoustic Grand PianoModel D IR
上のやつにコンボリューションリバーブをかけたというところですか。
インパルスレスポンスデータはやはり収録に使ったヨーロッパのサウンドステージなんでしょうね、たぶん。
ステージでのソロ演奏とかのイメージに使えそうです。
Acoustic Grand PianoModel D no RS
RS ってなんなんだ?
いろいろ考えた挙句の結論は、多分リリース・サンプルのことなんじゃないかと。
だとしてもなぜわざわざ抜くのかがわからない。
まあ訳がわからんものは放置するしかないですね。うん、見なかったことにしよう。
Acoustic Grand PianoModel D IR no RS
見えない。何も見えていませんよ。
それで Steinway Concert Grand Model D 全体についてですが。
音のイメーシとしては、「おとなしい」ですね。
キャラで例えるなら黒髪ロングのお嬢様キャラ。
ただしお嬢様ってのはただおとなしいんじゃない。芯は意外に強くてここ一番で大暴れしたりもします。
このピアノの音もまさにそんな感じ。
使い途としてはクラッシックやピアノ弾き語りとかでしょうか。
長くなったので残り4種類はまた今度。
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