2015年4月24日金曜日

雑誌 Computer Music

「Computer Music」は英国の月刊DTM 雑誌です。
日本のDTM 雑誌である「DTM MAGZAZINE」が1500円強するのに対しこちらは600円弱。ちなみにページ数は大差ありません。
それでいて有料プラグインの Computer Music 版(当然フリー)とかが付いくる時もあったりするので、かなりお得感があります。
第200号(2014年2月号)では CakeWalk Rapture がもらえるということで日本語の紹介記事もあります。実を言うとわたしもその記事を見てこの雑誌の存在を知りました。

そんな美味しい雑誌ですが難点が2つ。
一つは英語の記事を読むのは結構骨だということ。まあこれはしかたないですね。
もう一つは購入方法がわかりにくいこと。
前述の記事にしても iアプリ を介しての購入方が書いてあるだけなので、iPhoneもiPadも持ってない人間には参考になりません。
外国の本ならAmazon にあると思っていたんですが、見事にありませんでした。

というわけで簡単に購入方法を。


Android 端末やPCで買う場合には Zinio から購入します。

まず Android 端末ですが、最初に GoogledPlay から Zinio をインストールします。
もちろん無料です。というか、最初から端末に入ってる場合があります。
わたしがまさにそう。アイコンが置かれてなかったので入っているとは気づきませんでした。
あとはアプリを起動してアカウントを作り、本を購入するだけです。

PCはもっと簡単。ブラウザで Zinio のサイトにアクセスし、アカウントを作るだけ。
定期購読ではなく単独の購入なら PayPalでの支払いもできるので安心です。


購入した書籍のデータですが、 Android 端末の場合はローカルにダウンロードして保管されるのに対し、PCではサーバーからデータを転送して表示するようです。
つまり購入した本を読むにも。いちいちサイトにアクセスしてログインしなければならないわけです。
まぁ下手にPCに落とすとクラックされてばら撒かれる恐れがあるから、仕方ありませんよね。


それでは最後にタダでもらえるプラグインについて。
最新号を買えば、バックナンバーに付いていた物も全てもらえる、というように書いてある記事を見ました。
確かに CM plugins というやつには過去のものが入っています。
ただし何もかも余さず、ではないようです。
詳しくはサイトの CM plugins list で確認できますが、例えば前出の CakeWalk Rapture は入っていないようです。

 だからもし CakeWalk Rapture がどうしても欲しいのなら、ちゃんと200号を買うしかないわけです。
他にそういったものがあるかどうかは未確認ですが、そういうものもあるということです。
一応、老婆心から。

2015年4月20日月曜日

UVI Mello

UVI のメロトロン音源。
確か去年の秋頃期間限定で無料配布されたような記憶があります。
一度そんなことがあると今更お金を出して買う気にはなれないものです。
それにメロトロンの音ってのは個性がありすぎて使い所が難しいんですよね。
サンプラーほどクリアーじゃなく、シンセほど人工的ってわけでもない。味のある音ではあってもそれが生きる曲というと、なかなかイメージが湧きません。

そんなわけなのになぜか手に入ってしまいました。
いや、別に不思議なことじゃない。もちろん買ったから手に入ったに決まってるんですが。
実は Grand Piano Collectionの購入はJRRSHOPで行ったんですが、そこでラインアップを見たら、 Grand Piano Collection 単体と同じ値段で Mello とのコンボを売っていたんです。
実際には Grand Piano Collectionの方はさらに15%引きになるので同じ値段じゃなかったんですが、そうやって並べられると別に Mello なんて欲しくなくてもコンボの方を買いたくなるのが人情というものです。
うん、人情には勝てないよな。これは人として仕方ないことだったわけだ。

そんなわけで手に入りましたが、やっぱり使い途が見つからない。
誠に困った音源です。

UVI Grand Piano Collection その2

F Grand Piano 278

バンクの表示では F Grand Piano 。
Steinway Concert Grand Model D と同じく七種類入っています。内訳も全く同じなので詳細は省略。
その音色は一言で言うなら、「元気」ですね。Steinway Concert Grand Model Dのイメージが「おとなしい」だったから余計にそう感じます。
キャラで言うなら体育会系のキャラ。ただし体育会系のキャラというのは大概「意外と乙女」というサブ設定があったりします。
このピアノもまさにそう。単に威勢がいいだけではなく、結構繊細な音も出たりします。
それでも使い途としてはその元気さを活かして、リズムをピアノで刻むような曲に使いたいですね。


Erard Baby Grand Piano

バンクの表示では Baby Grand Piano 。
入っている音の種類は六種類。スクリプトがありません。
その音色は「明るく軽快」。「元気」より深みは少ないがその分より明るい音になっているという感じです。
キャラで言えば元気系妹キャラ。
使い途としてはアップテンポな曲や、アイドル系の中身の無いチャラチャラした曲とかでしょうか。


 Yamaha C7 Grand Piano

バンクの表示では Japanese Grand Piano 。
はっきり言ってただのおまけ。C7って一級品とか、本格的なコンサートピアノですらない、一般向けのピアノのようですし。、
音は4種類。スクリプトに加え、ライト版2つがありません。
所詮ライト版レベルの音だってことでしょうか?
その音色は「普通」。他に表現する言葉が見つかりません。
キャラで言うと他のキャラから「地味子」とか「モブ子」とか呼ばれるキャラです。
使い途は…曲に使うよりはSEに使ったほうが良さそうな気がします。
例えばアニメでキャラがピアノを弾くシーンでのピアノの音とか。
曲に使うには個性が弱いかもしれませんが、SEなら逆に個性が弱いほうがいいですよね。


 Seiler Upright Grand Piano

 バンクの表示では Upright Grand Piano。
ちなみにアップライトグランドピアノなんて種別のピアノはありません。 Seilerのサイトも見てみましたが、普通にアップライトピアノと書かれていました。
「なぜ Grand Piano Collection にアップライトピアノが入ってんだよ!」 というツッコミに備えてるんでしょうか?
音は六種類。やはりC7だけがミソッカス扱いか。いいけど。
使い途はジャズしかない!
個人的な固定観念ですが、もうアップライトピアノといえばジャズ、ジャズといえばアップライトピアノです。
アップライトピアノの音も一つくらいは欲しかったので、上述したようなツッコミはやめておきます。

2015年4月19日日曜日

UVI Grand Piano Collection

「DTM をやるときにどんな音源を買えばいいか?」という質問には、「使うやつ」という身も蓋もない答えがあります。
確かにまあその通りではあるんですが、もうちょっと一般論的な答えを求めるなら「ピアノかドラム」ということになるようです。
理由はどちらも使用頻度が高いからだそうです。
両方一度に買うだけの予算がないのでどちらか片方を買おうかと考えていたところ、ちょうど六割引セールをやっていたので UVI Grand Piano  Collection を買いました。

自分的にはピアノはあまり使わないんでドラム買ったほうが良かったかも…。
何回値引きセールに負ければ懲りるんだろう。

Collection というぐらいなので五種類のピアノが入っています。
ぶっちゃけお粗末な耳しか持ち合わせがないのでピアノの音の聞き分けなんてできないんですが、買ってしまった以上自分なりの使い分けの指針を決めなくてはいけません。
やれやれです。

 まずは Steinway Concert Grand Model D。
サウンドバンクのセレクトでは単に Acoustic Piano となっています。
これがまた一種類ではなく、7つもあります。そのうち2つはいわゆるライト版なので除くとしても5種類。
やれやれです。

Acoustic Grand Piano Script
これがまあメインというか、主役でしょうね。サウンドエンジンのスクリプトを駆使して徹底した音作りをしているんでしょう。
とりあえずこれを使っておけば間違いないということでいいのかな?

Acoustic Grand PianoModel D
無印ということは素に近い音ということなんでしょうか。
自分で用意したコンボリューションリバーブをかけて音作りをしたいとか、そういう時に使うのかな?

 Acoustic Grand PianoModel D IR
上のやつにコンボリューションリバーブをかけたというところですか。
インパルスレスポンスデータはやはり収録に使ったヨーロッパのサウンドステージなんでしょうね、たぶん。
ステージでのソロ演奏とかのイメージに使えそうです。

Acoustic Grand PianoModel D no RS
RS ってなんなんだ?
いろいろ考えた挙句の結論は、多分リリース・サンプルのことなんじゃないかと。
だとしてもなぜわざわざ抜くのかがわからない。
まあ訳がわからんものは放置するしかないですね。うん、見なかったことにしよう。

 Acoustic Grand PianoModel D IR no RS
見えない。何も見えていませんよ。

それで Steinway Concert Grand Model D 全体についてですが。
音のイメーシとしては、「おとなしい」ですね。
キャラで例えるなら黒髪ロングのお嬢様キャラ。
ただしお嬢様ってのはただおとなしいんじゃない。芯は意外に強くてここ一番で大暴れしたりもします。
このピアノの音もまさにそんな感じ。
使い途としてはクラッシックやピアノ弾き語りとかでしょうか。

長くなったので残り4種類はまた今度。

ガンダムジオラマフロント 続きの続き

出だしから不具合続きだったこのゲームもようやく安定してきたようです。半月経ったんだから遅すぎると言われても仕方ないですけど。
しかし相変わらずゲームバランスは悪いですね。
ログアウト中に制圧戦の攻撃を受けて、金と資源をごっそり奪われてしまい、いつまでたっても貯まらない。
金と資源が貯まらないから戦力の拡充も施設の強化もできず、ゲームが先に進まない。
不具合修正の合間のドサクサにバランス調整されて一定回数以上攻撃を受けると保護されるようになったらしいですが、金と資源が貯まるまでログインせずに放置しろとでも言うんですかね。
とりあえず黒い三連星をもらうまでは一日一回はログインしないといけないので、当分放置は無理です。

2015年4月13日月曜日

PowerDirector 割引の怪

メインパソコンが原因不明のクラッシュを起こしてしまいました。
復旧の目処は全く立たず。原因がわからなけりゃ当然ですが。
そんなわけでメインパソコンに入れていたソフトの中の幾つかをサブに移しました。

その内の一つが PowerDirector 8 。これはブルーレイドライブについてきたやつですね。
インストして起動すると、なになに、最新版の13 のセット物が七割引で7480円か。
この値段だとちょっと食指をそそられますね。
AudioDirector 4 が付いているのにサイトでの単品15%引きよりも値段が安い。
まあとりあえずアップデートパッチがあるとかなのでそれを入れましょう。
って、なんだこれ。パッチじゃなくて、せっかく入れたやつをアンインストールして入れなおすのかよ。
まあ勝手にアンイストールもやってくれるんでいいけど。
さて、再び起動。
また出てきたな、最新版の13のセット物が9…
ちょい待て! 値段がさっきより高くなってんじゃねえか!
バージョンは同じ8台なのになんでだ? セットの内容とかが違うのか?
一度アンインストするところからして、同じ8でも別物扱いなんでしょうかね。
 ちょっとした謎です。

2015年4月3日金曜日

サウンドフォントの明日はどっちだ!?

サウンドフォントというやつは単体では使えません。プレイヤーが必須なわけです。
ところが現在64bitで使えるフリーのプレーヤーがほぼありません。
プレーヤーの定番というと cakewalk の sfz+ になりますが、既に入手不可能になっているようです。
Camel Audio に Alchemy というものもありましたが、こちらはメーカー自体がすでに販売活動を停止しているという状態です。
フリーのプレイヤー自体は他にも色々ありますが、いずれも32bitのものばかりです。
sforzando という sfz プレイヤーも一応 sf2 を使えますが、sf2 を無理やり sfz に変換するという無茶なやつなので信頼性に欠けます。
TX16Wx というサンプラーが一番使えそうですが、これは本来サンプラーなので、サウンドフォント・プレイヤーに比べれば動作が重くなりそうです。

どこかにフリーの64bit版サウンドフォント・プレイヤーはないもんでしょうか。