2015年11月8日日曜日

Studio One で無料チップチューンサウンドを使いたい サウンドフォント編

チップチューンサウンドというのは、レトロテレビゲームなどで使われていたサウンドチップによるチープな電子音のような音のことです。
フリーのVSTが色々あるのですが、そのことごとくが32bit 版のみです。
手持ちの Studio One が64bit 版なので、残念ながらそれらは使えません。どうしてStudio One にはブリッジ機能が無いんでしょうね。

無いものは仕方ありません。有料ならば64bit 版もあるのですが、ここはあくまで無料にこだわります。
簡単な解決策としてはサウンドフォントを使うという手があります。
サウンドフォントはデータなのでビット数に縛りはありません。プレーヤーが64bit ならばいいのです。

Studio One に付属の Presence はサウンドフォントも読み込めるということなのでこれで万事解決。

と、なったら良かったんですが。

Presence で読み込めるサウンドフォントはごく一部でしかないようです。手持ちのサウンドフォントで試した限りでは、読み込めないものの方が多いという結果でした。
特に問題なのはチップチューン系が全滅だということ。今回の目的が果たせていません。

そこで登場するのが以前間違えて TH16Wx と書いてしまった TX16Wx です。
サウンドフォントを読み込める64bit のサンプラー。今を置いて出番はありません。

絵が小さくて見難いですがちゃんと読み込めています。
音を出すとこんな感じです。

とりあえず音は出せたのですが、サンプラーなのであまり音はいじれません。
やっぱりシンセでないとというのは個人的な好みなんですけどね。
というわけで次回に続きます。

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