2013年4月11日木曜日

本の帯にもセンスは必要

もともと本の帯ってやつは好きじゃない。嫌う人は結構いるらしい。
それでも商売なんだから売らんがための努力をしなければならないというのもわかる。捨てればいいだけなんだから我慢しろというのも道理だろう。
でもねぇ。物には限度というものがある。あまりにもひどい帯はさすがにアレだと思う。

なぜこんなことを言うかといえば、今日本を買いに行ったんだが、帯を見て一気にに買う気が失せ、結局DVDを借りるだけで帰ってきたということがあったからだ。

購買意欲を粉砕してどうすんだよ。

さすがにあそこまでひどい帯は滅多に無い。でもセンスのない帯なら結構たくさんあったりする。

一番多いのは安易な絶賛系だろうか。
最近はステマやらなんやらが横行してるので、べた褒めされるとかえって胡散臭く感じてしまう。
通販番組や通販のCMが増えたのも胡散臭く感じてしまうことの一因だろうか。あれは伝統的に白々しいまでの絶賛べた褒め系だから。

ほかによく見かけるのは七光り系。○○氏絶賛、とか××先生推薦とかあるやつ。
要するにあれか、作品自体に売りにできるものが何も無いんで他人のネームバリューにすがってるのか、と思わずにいられない。
そんなので買う気になるのは○○氏や××先生の信者だけだろう。

何も見たら買わずにはいられなくなるようなすばらしい帯を作れとは言わない。せめて目に入っても購買意欲を削がないものにしてほしい。

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