2014年8月15日金曜日

八卦掌・イン・フィクション

詳しいことが知りたければググってもらうとして、八卦掌というのは中国拳法の一派で、太極拳・形意拳と合わせて三大内家拳と呼ばれるぐらいメジャーな拳法です。
でも日本ではどマイナー。
それは当然の話で中国の伝統武術のことなんて一般的な日本人が知るわけもない。太極拳が規格外というか、例外なんですよね。
そんな日本人に知られるにはフィクションの力に頼るしかありません。でも八卦掌ってフィクションでもあまり取り扱われないんです。

フィクションでの中国拳法というとやはり八極拳が真っ先に思い浮かぶでしょうか。
あれは何と言っても見栄えがいい。いかにも剛拳という感じで格闘ゲームなんかにはうってつけです。
近接戦闘を主にするという間合いの短さも格闘ゲーム向きです。間合いが遠いと迫力に欠けますからね。

間合いというのなら八卦掌だって近接戦闘を得意とするんですけどね。
ただ八卦掌は伝人によって見た目がかなり違ってくるので、これが八卦掌の代表的な形だって言えるのがなかなか決められなくて、ゲームのネタにしずらいのかもしれない。
操作性の問題もありますね。八卦掌の歩法身法をレバーでコントロールするのはかなり難しそうです。

格ゲーといえば、太極拳使いもいましたね。DEAD OR ALIVE でしたっけ。アクションは苦手なんであまりそっち方面は詳しくありませんが。

形意拳も確かありました。アーケードゲームのFIGHTING武術でしたっけ。

ゲームでは惨憺たる有様ですが、映画では意外と健闘しています。もちろん絶対数は少ないですが。

まずは中国の映画で「武林志」。主人公が八卦掌の使い手です。
昔ビデオソフトで見たんですが、どうやらDVD化はされていないようです。
ストーリーはありがちな奴で、アクションもいまいちでしたからね。

次は『ザ・ワン』。まだ未見なのですが、SF映画で、八卦掌対形意拳が見られるらしいです。
二十六日にFOXムービー プレミアムで放送するらしいので楽しみです。

最後に『グランド・マスター』。
詠春拳、八卦掌、八極拳などが登場する豪華な映画です。
これも未見。宅配レンタルの到着待ちです。

とりあえず三つ。探せばまだあるんでしょうか。私は三つでも多すぎじゃないかって思いますけどね。

0 件のコメント:

コメントを投稿