2013年9月12日木曜日

Distant Guns で東郷気分

英国議会が悪の枢軸入りを拒否。ならず者国家はアメリカだけでたくさんなのでまずは朗報。
イラクで懲りたのかと思ってたのにあの国は全く…。 関東軍かよ、あいつらは。
反政府勢力をコントロールしきれずに、連中が暴走しただけかもしれんけど。

そんな浮世の生臭い話はともかく、東郷といえば東郷ターン、東郷ターンといえばT字戦法です。
ところがこのT字戦法というのは桶狭間の奇襲や長篠の鉄砲三段撃ちと同じく、ただの伝説らしいですね。
そらそうです。ちょっと考えれば誰でもすぐに分かることですが、T字戦法なんてのは机上の空論でしかないんですから。
撃てば当たるフェーザー砲のような武器ならともかく、大砲なんてある程度の時間バカスカ撃ちまくってようやく命中弾が出るものです。互いに運動している以上長く維持できないT字状態のうちに有効な打撃を与えるなんてできるワケがない。
東郷ターンってのは、反航戦を嫌って同航戦に持ち込もうとした、ただそれだけの当たり前の機動だったようですね。現実ってやつはたいてい地味です。

納得出来ないって人は実際にゲームでT字戦法を試してみればいい、ということで今回のゲームです。
Distant Guns は日露戦争をテーマとしたリアルタイム海戦シュミレーションです。
より正確に言うとリアルタイム艦隊砲雷撃戦シュミレーション。
そう、砲雷撃戦…。

非常に残念なことに、仕様として衝角攻撃ができない

まあ仕方ないです。衝角攻撃はその性格上単艦で行うもの。このゲームの指示単位は戦隊です。システム的に合わないんです。

そんな残念仕様はともかく、色々と書きたいというか突っ込みたいところがあるので、回を分けて順番に書いていこうと思います。

まずは購入しなければならないんですが、これがまず第一の残念。
このゲームは Stoum Eagle Studio 製。 購入には Storm Powered しか選択肢がありません。
Storm Powered も昔に比べればだいぶマシになってはいるんです。
昔のDRMはかなりひどいものでHDDがクラッシュしたりOSを再インストールしたりした日には地獄を見たそうです。
現在ではランチャーさえ入れれば複数のPCにもインストールが可能。(ただしオフライン起動ができるのは一台だけ。常時接続環境ではオンラインモードでも気になりませんが。)
ランチャーも昔は不安定で落ちまくりましたが、現在はかなり安定しています。
こう書いてくると問題は概ね解決したように見えますが、一つ大きな問題が残っています。それは回線の遅さ。
ダウンロード販売なんですから、購入したゲームを落とさなければなりません。このダウンロードに時間がかかりすぎ。速度は200Kbps出ればいい方でしょうか。完了まで一時間以上なんて当たり前の世界です。
更にダウンロードの終了処理に問題があるらしく、終了直前でエラーが出ることもしばしばです。
幸いダウンロードデータはキャッシュされているので再ダウンロードすれば数秒で完了となりますが、それにはちょっとしたコツが要ります。
実は一度エラーが出ると何度再ダウンロードしようとしてもエラーを繰り返すだけです。
ではどうするかというと
  • ランチャーを一度終了。(×ボタンを押してもタスクトレイに格納されるだけなので、タスクトレイアイコンを右クリックしてEXITを選択。)
  • ランチャーを再起動。
  • 再ダウンロード。
 これでうまくいくはずです。

今回はここまで。次回はマニュアルの話でもしてみようかと思います。